Baljer & Zembrod GmbH & Co. KG
当社について
Baljer & Zembrod:製材所の原木ヤード機械化を一括で提供するサプライヤー
Baljer & Zembrodは、製材所の原木ヤード向けの革新的機械や、木材およびリサイクル業界向けの電動搬送機器を提供する、世界有数のサプライヤーです。
Baljer & Zembrodの本社はドイツ南部にあり、研究開発、設計、生産、販売をすべて自社で行っています。製品には、大型クレーンやレール上を動く仕分け台車、仕分け機器、剥皮機(ディバーカー)、バチ取機(リデューサー)、クロスカット機などがあります。これらの機械はすべて自社で設計・製造し、直接販売したり代理店を通じて世界中のお客様に届けています。高い技術力を持って、お客様のプロジェクトを計画の段階から完成までしっかりサポートし、必要なサービスもお約束しています。
Baljer & Zembrodは、将来を見据えた高性能で技術的に優れた機械の企画から製造までをサポートし、お客様のビジネスの収益性向上に貢献します。
住所
Max-Planck-Str. 8
88361 Altshausen
Germany
メール: mail@bz.ag
電話: +49 7584 2950
WEBサイト: www.bz.ag
532 Ohyanagi-minami
427-0102 Shimada-shi,Shizuoka Pref.
Japan
メール: info@hirotacorp.jp
電話: +81 547 38-3211
WEBサイト: hirotacorp.jp
連絡担当者:
Peter Schaeidt
メール: mail@bz.ag
電話: +49 7584 2950
製品
Baljer & Zembrodは、製材所の原木ヤード向けに革新的な機械を提供する国際的なリーディングサプライヤーです。製品ラインナップには、電動レールガイド式の搬送台車、剥皮機、リデューサー、大型クレーンなどが含まれます。
すべての機械は、お客様の仕様に基づいて設計・製造されており、個別のニーズに的確に対応することが可能です。
高い技術力を活かし、プロジェクトの企画段階からプラント完成まで、お客様とともに歩みます。また、必要なアフターサービスも世界中で対応しています。
バッドエンドリデューサー(バチ取機)
根や枝の切り株、こぶなどの不規則な突起は、一度の加工で削り取られ、丸太は指定された直径に整えられます。丸太にこぶや枝の跡、根バチがなくなることで、材料の流れがよりスムーズになり、例えば樹皮チップ処理など、後工程でのトラブルがほとんど発生しなくなります。
丸太の外形均一化処理は、チッパーラインやその付帯設備を全自動で稼働させるための前提条件となります。さらに、前工程にルートリデューサー(根バチ取機)を設置することで、剥皮機の負荷を軽減することも可能です。
WRP-STAR ― リデューサー界の最高峰:
WRP-STARを使用することで、サイクルタイムを約30%短縮することが可能です。
回転式のスタープリズムにより丸太がよりやさしく搬送されるため、丸太の損傷や機械への衝撃を抑えることができます。
丸太間の隙間も大幅に減らすことができ、これにより原木ヤード全体の処理能力が約7%向上することが実証されています。
Baljer & Zembrodは、リデューサー分野におけるヨーロッパのマーケットリーダーです。
低コストの単体モデル「WRP-SSB」から、丸太ヤードで最も高速・高性能な「WRP-STAR」まで、約20種類のモデルを展開しています。
丸太仕分け・搬送台車(RSTWおよびRUW)
電動式の丸太仕分け・搬送台車は、長尺木材を扱う中規模の原木ヤードに最適な技術的ソリューションです。
1人のオペレーターが同じキャビン内から計測、切断、仕分けを行うことができます。
主な目的は歩留まりの向上です。
完全にコンピューター制御された寸法測定システムが、木材の切断に必要なすべてのデータを収集し、従来のディーゼルエンジンを搭載した同等機械よりも運用コストを低減します。
コンベヤーやリデューサー、剥皮機などのカスタマイズされた追加機器と組み合わせることで、原木ヤード全体の機械化をお客様のご要望に応じて、ワンストップで個別に実現することが可能です。
RUWによる搬送
測定や仕分けを行わない単純搬送の場合、搬送台車RUWは製材所での丸太の迅速な取り扱いに最適なソリューションです。
この電動式台車はレール上を走行し、従来のディーゼルエンジン搭載ユニットに比べて、エネルギーとメンテナンスのコストを抑えつつ、丸太の搬送と仕分けを行うことができます。
また、レールにより走行ルートが決まっているため、オペレーターは搬送作業に集中でき、時間と運用コストの節約につながります。
この丸太搬送台車を使用した場合、1シフト勤務での処理能力は年間最大約20万立方メートル(実寸法)に達します。
Baljer & Zembrodは、RSTW(初号機は1965年)およびRUWの開発元です。
これまでに2,000台以上の機械を納入しており、この分野でのマーケットリーダーの地位を保っています。
剥皮機(ローター式およびカッティングヘッド式)
ローター式剥皮機:
Baljer & Zembrodのローター式剥皮機は、中規模製材所向けに特別に設計されています。
中心部には、強化鋼製のナイフアーム3本または5本を備えたローターがあり、ナイフプレートはねじ止めされ、大径のローラーベアリングでローターが支持されています。
焼結カーバイド製の切削刃により、ナイフの耐久性が長く保たれます。
冬季用の特殊ナイフや、短い樹皮用にプレカッター付きのナイフも用意されています。
すべての剥皮機は圧縮空気を使わず、すべての機能を油圧で動作させています。
製品ラインナップは、最小長さ1.60m、直径12~110cmまで対応するさまざまなモデルタイプを含んでいます。
カッティングヘッド式剥皮機:
当社のカッティングヘッド式剥皮機には大きく2つの利点があります。
まず第一に、ローター式剥皮機に比べて購入コストが低いこと。
第二に、非常に曲がった丸太断面でも最適な剥皮効果が得られることです。
硬材・軟材のいずれにも対応可能です。
油圧で昇降可能な剥皮ヘッドは細かく制御できるため、丸太の輪郭に沿って動くことができます。
また、投入側には油圧で調整可能な深さ制限リングがあり、樹皮の厚さに応じて迅速に調整が可能です。
対応する丸太の長さは2.00~8.00m、直径は機種によりますが20~120cmです。
リデューサー(バチ取機)との組み合わせも可能です。
機械化された固定式原木ヤード
お客様の原木ヤードに合わせた当社のカスタマイズシステムで、製材所の付加価値を高めましょう。
目標:原木ヤードでのオペレーター1名体制
重点:中規模向けのコスト効率を重視した特別設計
利点:すべての技術を一つのメーカーから提供
他のメーカーとは異なり、Baljer & Zembrodは南ドイツの自社工場で固定式原木ヤード向けの各種機械を開発・製造しています。
これにより、すべての機械が同じ高い品質基準で設計・製造されているという利点があります。
ポータルクレーン
ポータルクレーンは、電動レール車両の製品ラインナップをさらに充実させるものです。
丸太の仕分けや搬送に使われるRSTWやRUWと同様に、ポータルクレーンも丸太を素早く効率的に扱うために開発されています。
このクレーンはポータル上を横方向に走行でき、58メートル以上のリーチを実現しています。
ディーゼルではなく電動駆動のため、エネルギーコストやメンテナンスコストが大幅に削減されます。
さらに、走行ルートがレールによって決まっているため、オペレーターは操作に専念でき、時間の短縮とともに運用コストの削減にもつながります。