産業用CLT生産のTimberPress X 300を搭載した当社初のCLTプラントは、集中的な開発を経て2010年に稼働を開始しました。以来、様々な設計によるCLTプラントが世界中の25以上の拠点において実績を上げています。当社は、機械化・コンベア技術のモジュールおよび制御技術を活用し、既存の建物やプラントなどへの適応を実現します。また、グリーンフィールド・プロジェクトも実施しています。

ご希望の生産量に合わせた最適な設備計画をご提案いたします。これまでに実現したプロジェクトでは、1～3台のCLTプレス機で最大50ボード/時の生産能力を有しています。自動技術と制御技術の高水準の要件を満たす柔軟な生産に対応した設計のバッチサイズ1が多くを占めています。

当社のバッチサイズ1は、CLTボードの寸法および構造の両方において100%の柔軟性を備えていますので、発注内容にかかわらず、全く異なるボード寸法の壁や天井の部材の生産が可能です。

当社は40年以上にわたり、グルーラム製造（GLT）用のカスタマイズされたプラントの企画・供給を世界中で行っています。

当社の製品ポートフォリオには、業界標準の機械化技術や搬送技術に加え、幅広い油圧式GLTプレスが含まれています。ボード、ラメラ、グルーラム梁などの構造部材のグルーラムプレスと搬送技術は、ほぼ無限の拡張性を備えています。そのため、エンジニアリングウッド製造の分野では、最大長さ50mの超大型グルーラム梁用のプラントだけでなく、最大長さ18mの直線型標準グルーラム梁用の高度に自動化された高効率生産ラインも実現しています。

お客様の要件に沿って、既存建物だけでなく新規プロジェクトにも最適なプラント技術をご提案いたします。ご要望があれば、サードパーティ製の機械をコンセプト全体に統合することも可能です。

当社の高水準生産制御技術「FlowMate」は、特にオーダーメイド生産（バッチサイズ1）向けのフレキシブル生産システムに用いられます。必要な生産データをジャストインタイムで提供するPLCコントローラは、効率的で継続的な生産を保証します。サードパーティ製機械を含む、工場の全システムが制御されます。